銀行のカードローンは任意整理できる?

銀行のカードローンで作った借金は任意整理できる?

借金でお困りの方には、銀行のカードローンで借金を作ってしまったという方も意外と多いです。そこで、銀行のカードローンで作った借金は、任意整理をすることができるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

 

銀行系カードローンも任意整理は可能

結論から言うと、銀行系のカードローンでの借金であったとしても、任意整理をすることは可能です。最近では、銀行系のカードローンは、消費者金融よりも利用者が多い傾向にあります。

 

銀行系カードローンは、硬いイメージがありますし、総量規制の対象外であることからか、怖いイメージがないということもあり、人気です。

 

しかし、金利の低い銀行カードローンは、任意整理ができないのではないか…と思われがちです。しかし、消費者金融以外の銀行系カードローンでも、任意整理をすることができるのです。さらに、任意整理の手続によって、色々なメリットがあります。

 

銀行系のカードローンを任意整理すると、将来利息をカットしてもらえる

消費者金融の利息は過去は18%以上設定されていたことがあり、借りている時期が長い場合は過払い金が発生することがあります。

 

一方銀行系のカードローンを任意整理する場合、利息は法定利息におさまってケースがほとんどです。この場合、引き直し計算をしても借金の減額はありません。

 

では、銀行系のカードローンを任意整理をしても意味がないのではない?と思われると思います。実際はそうではありません。銀行系のカードローンを任意整理する場合、支払わなければならない予定の利息をカットすることができます。

 

利息というのは1日単位で増えていきますが、弁護士が介入し、銀行と交渉をすることで、和解後の「将来発生する利息」を完全カットしてもらえる可能性があります。

 

将来利息をカットすると、それ以上借金は増えていかないので、現在のカードローン借金を単純に3年の36回払いで返済していくことができます。結果的に返済額が大きく下がります。このため、メリットが大きいといえるでしょう。

 

しかし、任意整理の手続には、強制力というものがなく、利息の免除を認めないというところもあります。経営状態が悪い会社などは、利息カットに応じないケースもあり、任意整理ができないケースもあります。

 

この場合には、個人再生、自己破産といった債務整理の手続きをする必要があるといえます。こういったケースはほとんどありませんし、ほとんどの会社は、利息をカットすることに応じてくれるといえるでしょう。このため、債務を大幅に減らすことができるのです。

 

銀行のカードローンの任意整理の具体例

たとえば、銀行のカードローンで借金120万円(年12%)をしているとします。この借金を任意整理した場合、費用としては1社あたり4万円〜5万円かかります。

 

この銀行のカードローンを通常通り返済するとこのようになります。5年間(60)回払いで毎月26,693円ずつ返済していくと、完済までにトータルで401,565円利息が発生します(支払い総額は1,601,565円)。

 

一方、任意整理した場合は、以下のようになります。
※弁護士費用5万円も含んだ額です。支払い総額は弁護士費用と合わせて約125万円です。

 

3年計画の場合は毎月3.4万円支払えば36回払いで完済
4年計画の場合は毎月2.6万円支払えば48回払いで完済
5年計画の場合は毎月2万円支払えば60回払いで完済

 

任意整理では、これまでに借金の貸し借りをしていた歴が長ければ長いほど任意整理しやすくなります。逆に歴が浅すぎると任意整理に応じてくれないケースがあります。

 

実際は銀行のカードローンだけでなく、他の借金もしているケースがあると思うので、こう簡単な数値にはならないと思います。専門家に相談すると初回相談で見積りがでるので、それを参考にするとよいと思います。

 

銀行系カードローンでの任意整理での注意点とは?

しかし銀行系カードローンの任意整理においては、注意するべき点があるといえるでしょう。それは、任意整理をするうえで、その銀行口座に預金残高を残さないようにするという点です。

 

たとえば、銀行系のカードローンがあり、その口座を持っているという場合、その口座に残高を残さないようにしなければなりません。
これはなぜでしょうか。

 

まず、銀行は、債務整理の通知が届き次第、銀行口座に預金残高があれば、その口座を凍結し、預金が出せないようにしてしまいます。

 

この預金は、貸付金で相殺されてしまい、預金残高がなくなってしまうことになります。これを避けるために、まずは口座を空にしておくことが必要です。

 

もしも任意整理をする場合、年金の振り込みや給与受取口座に設定している場合には、振込口座も別の銀行に変更する必要があるといえるでしょう。

 

任意整理をすると銀行口座が凍結となるケースがあるので要注意!

 

保証会社に注意が必要

銀行系のカードローンで任意整理を行う場合には、その他にも注意点があることを知っておきましょう。それは、保証会社についてです。銀行系のカードローンには、保証会社があり、こちらの保証会社を巻き込んでしまわないように注意が必要です。

 

任意整理の通知を受けた場合、銀行が保証会社に請求を行います。このため、その後は、保証会社が債権者となります。これを理解しておくことが必要です。

 

銀行だけを相手にするのではなく、保証会社を巻き込んでしまうことになるということを頭に入れておきましょう。

 



・債務整理(任意整理)の無料相談はこちら

関連ページ

必要書類まとめ
自動車ローン支払い中の車を手元に残して任意整理をする方法
任意整理をすると住宅ローンが残っている持家はどうなる?
任意整理をした後の生活を細かく解説!
任意整理後は携帯電話は問題なく利用できる?
任意整理をしても賃貸マンションは借りられる?
家族や知人に内緒で任意整理をする4つのポイント!
銀行口座が凍結となるケース!
弁護士と司法書士どちらに依頼するのがよい?
着手金無料の弁護士事務所一覧!
任意整理でクレジットカードは残せない?カードの更新は?
任意整理を利用するための条件!
任意整理はどのように和解する?和解成立までの期間は?
返済額と返済期間はどのように決定される?
任意整理後に返済が滞納して払えない場合どうすればよい?
任意整理をしても借金が減らない2つのケース!
利息分はどの程度カットしてもらえる?
任意整理と個人再生の6つの違いについて!どちらを選択?
任意整理後の滞納で自己破産に移行するケースについて
連帯保証人にはどのような影響がある?
任意整理をすると結婚できない?また結婚生活に影響する?
奨学金が返済できない場合、任意整理で解決できる?
任意整理は2回目でも問題なく行える?
無職の人が任意整理できる?収入と任意整理
借金総額が500万円の場合、任意整理が最善策?自己破産?
長年放置している借金は時効を待つべきか?
ショッピング枠のリボ払いでの借金は任意整理できるのか?
任意整理の体験談ブログ【体験談一覧】

HOME 弁護士事務所 任意整理 個人再生 自己破産