脱サラ!起業したが経営悪化で自己破産した体験談!

脱サラ!起業したが経営悪化で自己破産した体験談!

脱サラ!独立して…自己破産
自己破産体験談

・性別:男性
・債務整理の方法:自己破産
・借金の原因:経営悪化による収入の減少
・借金の状況:住宅ローン、起業時の借り入れ、キャッシング9件、破産総額4300万円
・毎月の返済額:27万円
・自己破産後の借金:0円
・自己破産後の返済:0円
・自己破産の種類:管財事件
・その他:ローン支払い中の持ち家は手放し、賃貸マンションに引っ越し

 

自己破産前の状況

自己破産したときの話をします。

 

・私40代会社役員
・妻40代会社員

 

30代で会社役員になり、年収は800万ほど。最高は1000万超えた年もありました。妻は正社員で280万ほどの年収でした。そこそこ稼いでいたと思います。

 

仕事が順調で仕事上の付き合いも活発になり、誘われるがまま共同経営という形で会社を設立しました。元の会社に役員として席を残し、いくらか減額しましたが役員報酬をもらいながら自身の事業も進めていくというスタイルです。

 

「最初の3年くらいは利益が出なくても、生活に困ることはない。」という感じで考えていました。 同時期に長年マイホームを建てようと探していた土地も良い物件が見つかったこともあり、住宅ローンを組んで建設を始めたところでもありました。10年位前のことです。

 

しかし、そんな矢先役員をしていた会社の業績が傾きました。役員報酬は徐々に減額されます。自分の会社ではまだ利益が出ていない状態です。
当時はクレジットカードを数枚所持していましたが、メインで使っているのは1,2枚主にショッピングに使っていました。

 

現金を持ち歩かない代わりに支払いのほとんどをカードに頼っていたのです。生活の雲行きが怪しくなったと感じましたが、せっかく建てたマイホームを守るために月々15万ほどのローンを頑張って払いました。

 

そんなおり、「リーマンショック」が起こりました。その余波をもろに受けて業績は急激に悪化。従業員はリストラ、役員報酬はさらにカット。2008年は役員報酬を月々10万円になり「0」の月も数カ月ありました。

 

また、妻も不況のあおりを受けてリストラされて無職に。マイホームを建てる時に頭金で貯金をほぼ使い果たしていたので、毎月の生活費にも困るようになりました。

 

妻の失業保険が10万と役員報酬10万円(あるいは0円)これでは住宅ローンを払ったら生活費すら残りません。おまけに共同経営の会社の設立時の借入金の毎月の返済の一部毎月2万円も私が払わなくてはならず、月末にクレジットカードのキャッシングをして借金を払うようになりました。

 

自己破産をするまで

そのような状態は1年ももちませんでした。キャッシングの枠はあっという間に限度額に達し、そうなったら別のカードを作って借り入れの繰り返し…
最終的にはクレジットカード3枚、銀行のローンカード4枚、信販会社のキャッシング2枚毎月の支払はそれだけで10万円になりました。

 

減額されていた役員報酬も20万に回復しましたが、焼け石に水です。子供の入学資金を作るために3年前に買った新車のマイカーを売ってそれに充て、20万円の中古車に変えました。

 

水道料金も滞納し、ある日うちに帰ったら「水が出ない」という体験もしました。その時の妻の泣いている顔が忘れられません。いよいよ…という状況に「債務整理」という考えに行き着いたのです。

 

破産手続きの申込

友人のツテを頼って、弁護士を紹介してもらいました。最初に30分くらいの相談をし、「調査票」の提出を求められました。

 

現在の私の経済状況を把握し、自己破産の申し立てができるかどうかの判断をするとの事でした。私的にはせっかくのマイホームを何とか残したいと思い、「債務整理」の方向で行きたいと思っておりましたが、資産状況からそれは無理との事でした。

 

一番大きな借金が「マイホーム」とのことで、それを残すのはリスクが大きく、いまだ毎月の収入が安定していない状況で債務整理として毎月いくらかの返済をするという事を続けられる能力の保証が薄いとの事でした。

 

何回か話し合いをしましたが、まだ若いから一度すっきりしてやり直した方がよい。とのアドバイスの元、心を決めて自己破産をすることに決めました。

 

債権者リストによって、弁護士さんが代理人となって各クレジット会社や銀行などに自己破産の手続き開始を連絡すると、督促がなくなりました。それだけでも、気持ちがぐっと楽になったことを覚えています。

 

住宅ローンの支払いをはじめ、毎月の返済がなくなったことで、薄給でも生活が楽になった気がしました。

 

手続き開始から半年ほどで、裁判所に出頭し、弁護士立会いで裁判官、管財人と会い手続きが行われました。10分くらいで終了したと記憶しています。

 

マイホームの競売が行われ、落札者が決まりその売上金を管財人が債権者に分配して私の財産の処分はおわり。裁判所から免罪符のような紙切れは今も箪笥の奥にしまってあります。

 

その後の生活

引っ越しをし、転職をして今はお金がないなりにも幸せに生活しています。お金のありがたみが身に沁みました。でもできることならまた、自分で事業を起こしてみたいと考えています。破産総額は4300万円でした。

 

・自己破産の無料相談はサルート弁護士事務所

 

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