生活苦で消費者金融からの250万の借金を自己破産【体験談】

生活苦で消費者金融から作った250万の借金を自己破産【体験談】

自己破産への決意と自己破産まで

 

自己破産体験談

・性別:男性
・債務整理の方法:自己破産
・借金の原因:生活費のため
・借金の状況:消費者金融から総額250万円
・自己破産後の借金:0円(−250万円)
・自己破産の手続き期間:1カ月
・弁護士費用:35万円

 

自己破産前

20代の時私は自己破産をしました。気軽に借りれるとということで、どんどんと数社から借り入れをしてしまい自転車操業をしていました。

 

自己破産前はアコム・レイク・プロミス・アプラスなどから総額250万円の借り入れており、それを毎月返済しようとしますが、給料だけでは返済にすべて充ててしまうと生活ができない状態でした。

 

2万円を返済して、借り入れ残高が1万円を超えるとまた1万円を借りて生活費にあてる。そんな状態で一向に借金は減ることはありませんでした。

 

あげくに道端にあるチラシにのっている業者などにも借りてしまいました。その業者にも騙されてしまったりしています。

 

まず1万円を借り、信用を作るため1万5千円を振り込んでくださいと言われ、1万5千円を振り込むとそれ以降は連絡が一切とれなくなるというものです。

 

そうやって色々な金融会社から借りていくうちに、だんだんと返せなくなっていきます。

 

もちろんそんなことはどこにも相談できるわけもなくただでさえお金が無い状態なのに拍車をかけてしまいました。

 

友達との付き合いや、欲しいものも買えず、遊びにも行けない状態となってしまいました。そのうち、返済ができなくなり職場に電話がかかってきたりと、仕事も手につかない状態となり親に相談しました。

 

自由に使う事ができないお金を稼ぐために毎日働くのは精神的にもとてもつらいことで、自分で蒔いた種なので、仕方がないといえばそうですが何とかしたいと思いから親への相談を決意しました。

 

めちゃくちゃ怒られましたが、親と一緒に弁護士に相談しました。正直自己破産というのは、あまり理解していなくもう一度やり直したいということもあり、話し合いのすえ「自己破産」することにしました。

 

自己破産中

借入先や月々の返済額・借りたお金の使い道など詳しく書類にまとめ、次の日からは会社への電話が一切とまりました。

 

2度ほど、弁護士と一緒に裁判所に説明を聞きに行きました。借入先の人とは一度も顔を合わせることなく1か月ほどで自己破産の手続きが終わり借金は0となりました。

 

旅行や居場所が分からなくなるようなところへ行くことを禁止されていましたが、お金もなく精神的にも疲れ果てていましたので、会社と家の往復で休日も家からは一歩も出ませんでした。

 

その他は特にしてはいけないことはなく、普通の生活を送ることができました。弁護士費用は35万円ほどかかりました。

 

自己破産後はなにかすっきりしたような感じにもなりました。ほんの1か月前までは給料のほとんどを返済にあて、減ることのない借金のために仕事をしている状態でしたが、自己破産後の給料は返済に充てる必要がない安心感と後悔でいっぱいでした。

 

弁護士費用は相談し、毎月支払いができる額を分割にしてもらいました。

 

自己破産後

自己破産後数年は通常の生活を送っていました。

 

ローンはもちろんクレジットカードの審査は5年は通らないといわれてましたので、少し高額のものを買うのにも常に現金での支払いができないことは困りました。

 

自己破産をすると会社の役員やつけない職業もあるので、将来なにになりたいかでも自己破産をするべきかは変わってくると思います。

 

昔も今も簡単にお金が借りれますよと、大きく宣伝をしている会社やそれを認めてる社会が今でもわかりません。こうやって、若いうちに借金に手を出してしまうと、後の人生に大きくひびいてしまいます。

 

たった1万円がのちにうん十万円という借金につながります。もしこれを読んで後悔をしている方がいましたら、1日でも早く身内に相談をして全額返済をしてください。

 

利息は自分だけじゃなく家族にも負担がかかります。

 

 

 

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