闇金の体験談ブログ【体験談一覧】

闇金被害体験談ブログ

 

闇金被害体験談ブログの目次

 

ブラックリスト状態でサラ金から借りられず、1か月で利息30%の闇金に手を出した体験談(男性/20代後半)

誰からもお金を借りないと決めたあの日

私は、学生にして、借金を背負っていました。ギャンブルで負けては、支払いをカードで済ませており、結局元金を支払うことができなかったのです。

 

しかし、遅延してしまうと、カードの履歴に残ってしまいますから、キャッシングを行うことでそのお金を支払いに充当していたのです。

 

最初は、仕送りやキャッシング枠などを使って、カードの支払いをしていましたが、お金にそこが尽きてしまいました。結局のところ、ブラックリストに載ってしまい、新規でカードを作ることができないという状態に陥ってしまったのです。

 

とはいえ、支払いを継続しなければなりませんから、無人ATM等でキャッシングをすることになりました。消費者金融でお金を借りて、返済しては、ギャンブルにつぎ込んでという形だったのです。

 

次第に、キャッシング枠も満額に達してしまい、消費者金融さえも信頼を失ってしまったのです。

 

それでも、返済に回すお金とギャンブルのお金が必要だった私は、ヤミ金に手を伸ばしてしまいました。私の場合は、ネットで検索しているときに、たまたま見つけたというのがきっかけでした。

 

「ブラックリスト入りでも即日からキャッシング可能!気になった方は下記にお電話を!」というキャッチコピーを見て、思わず電話をしてしまったのです。

 

自分の今の状況と、収入について聞かれることになりました。学生をしている立場でバイトをしていて月にどれくらい給料をもらっているか等を話しました。

 

電話越しでの対応はそれまでで、指定の住所に後日訪問するように言われたのです。

 

指定日時になり、事務所に向かうと、ガタイのいい男が二人鎮座していました。黒いソファーに腰かけていて、借用証明書を発行していたようです。

 

最初は5万円のみしか貸さないとのことで、その契約に合意し借りることになりました。

 

書類には、住所と所属している大学、実家の住所、親の電話番号等を記載し、外堀がこの時点で固められていたような気がします。

 

利子に関しては、1か月に30%という感じで、暴利といえば暴利ですが、他のヤミ金に比べると良心的だったので、当時は安どしていました。

 

支払日は、毎月15日でしたが、一度遅れてしまったことがあります。一日でも遅れてしまうと「いい加減払わないと大学に言っちゃうよ?親に払わせてもらうの?」という罵詈雑言を浴びせられました。

 

一日遅れただけでそれはないだろうと思っていましたが、約束通り元金5万円と利息の1万5千円を支払いました。

 

すると、再度電話がかかってきてしまい電話越しで「一日遅れて延滞料が発生してるから、延滞料の6万円をさっさと払え!」と催促されてしまったのです。

 

それは、契約と違うと反論しましたが、相手から言われるのは、脅し文句だけでした。親に連絡するということを軸に、友人関係を洗い出して、友人に保証人になってもらうということなどです。

 

警察に行こうとしていましたが、契約時に警察に行けば、迷惑料として100万円支払うという契約をしてしまったのです。そのため、警察に行くこともできずに、立ち往生していました。

 

具体的な、嫌がらせというものはされていませんでしたが、2分おきに電話がかかってくるのは勘弁してほしかったです。15日になれば、振込確認の連絡がありましたが、振り込みをしても電話がかかってきていました。

 

融資の連絡だったり、ただの脅しの電話であったり、日常生活に支障をきたすような感じです。

 

この借金問題を解決できたのは、正社員になってからでした。学生という立場で、バイトとして働くだけでは支払いをすることができませんでした。

 

しかし、大手に就職してからはというと、金銭面が充実してきたので、返済に回すことができるお金も増えてきたのです。

 

何よりも、厄介になるのが嫌だったので、ヤミ金への返済を最優先にしていました。総額で50万円ほど借りましたが、利息や延滞料を含め140万円ほど支払ったと思います。

 

カードや消費者金融の支払いも残っていましたが、ヤミ金問題が締結してから、解消していきました。

 

 

 

二十歳で闇金に手を出して人生がメチャクチャになった体験談(男性/20代前半)

二度と取り戻す事の出来ない法外な利息と沢山の信用

これは、僕が体験した、悔やんでも悔やみ切れない闇金での体験談です。

 

母1人子1人の母子家庭で育った当時の僕は、若いながらも女手一つで専門学校まで通わせてくれた母親に、とてつもない有り難みを感じていました。

 

しかしながら、僕の取ったほんの些細な行動がきっかけで、僕自身は勿論の事、大切な母親までもを地獄の果てに追いやる結果となってしまうなんて…

 

そう、それは僕が20才の夏の事。地元の仲間よりも少し遅めに自動車免許を取得した僕に、母は数年のローンを組んで1台の中古車を買い与えてくれました。

 

「専門学校の学費に車まで…(泣)よし!沢山働いて、少しでも早く母親に返済しよう!」

 

しかし、そう心に誓ったのも束の間。

 

とある日、地元の仲間と海でバーベキューに出掛けた帰り道、僕は脇見が原因の単独事故を起こしてしまったのです。

 

自走可能な状態ではあったので、大至急近くの自動車整備工場に見積もりを出してもらいました。そして、その金額は何と約30万。

 

若干20才の学生にそんな支払い能力など有る訳も無く、それよりもすぐに頭に浮かんだのは、今日まで散財を繰り返させてしまっている母親の残念そうな表情…

 

車両保険はかかっていませんでしたので、現金修理を余儀無くされた僕は、何とその時、母親には正直に打ち明ける事をせず、全くの宛の無い状況でその工場に修理を依頼してしまいました。

 

その日からと言うもの、僕は知人と言う知人ほぼ全員に30万と言う大金の融資を頼んで回りました。しかしながら、その相談相手も結局は若干20才の若者です。

 

誰一人としてそんな大金を持ち合わせていないのは当然で、仮に持ち合わせていた所で、当時800円程度のアルバイトしかしていない返済能力の乏しい学生の僕に、誰がそんな大金を投資するでしょうか。

 

しかしながら、僕の頭の中では、「これ以上母親に散財を繰り返させたくない。自分で何とかしたい。」それだけでした。

 

それからと言うもの依然として修理代の都合に進展は無く、自動車整備工場への入金日が後二日と言う所にまで差し掛かったとあるアルバイトの帰り道、僕はとある大手有名消費者金融の看板に目を止めました。

 

「もうここで借りるしかない。」しかしながら、結果は見事に惨敗。

 

融資は可能だが、職場と自宅への確認電話が必須との事…

 

何せ借金をする事が母親にバレてしまっては、もとも子もない無い…

 

途方にくれる僕…

 

そして、消費者金融のビルの階段をゆっくりと降りていたその瞬間でした。

 

【 独自審査!秘密厳守! 】

 

テレビのコマーシャル等では決して耳にした事の無い店名ではありましたが、もう一件の消費者金融らしき店舗発見してしまったのです。

 

「もしかしたらココなら…」僕は、すがる思いでその消費者金融の自動ドアを開けました。

 

第一印象としては、先程の大手の消費者金融よりも殺伐とした雰囲気で、男性従業員は基本的に金髪、ロン毛、スキンヘッドと言った威圧的な方が多く、受付の女性は、うっすらと香る香水の臭いが艶かしい水商売風な方でした。

 

「恐らく、普通の業者ではないな。」

 

金融業界に無知な僕にも、それはすぐに察知出来ました。

 

しかしながら、そんな店内の雰囲気とは裏腹に、僕を接客してくれた男性従業員の方は、先程紹介した通りの威圧的な方でありながらも、とても親身に僕の話を聞いて下さりました。

 

そして、ついその安堵感から僕も今日までのありのままを全て話しました。

 

「そっか。この何日か本当に大変だったね。これからもお母さんは大事にしてあげようね。解りました。車の修理代は融資しましょう。」

 

それはもう涙が込み上げる程、嬉しい言葉でした。しかしながら、その次の瞬間その男性従業員の方の目付きが少しだけ変わり、こんな事を話し出しました。

 

「ただ、僕はあなたの事を今日までの知らなかったし、今の話が全て本当かどうかは解らない。そして、あなたは自宅にも職場にも連絡はして欲しくないと言った。であれば、まずは僕に信用をを付けて欲しいんだよね。」

 

「は、はぁ…。それってどう言う意味でしょうか?」

 

「それでは、今日あなたに30000円だけ融資します。そして、10日後3割の利息を付けて39000円で返済して下さい。この程度の約束も守れない人に30万は融資出来ません。因みに、日本中どこを探しても君の希望で30万を融資する業者は無いと思うよ。車屋さんなら、後10日程度でお金が出来るのでと話して、待ってもらいましょう。」

 

何だか無茶苦茶に感じる反面、ごもっともとも感じてしまう…(泣)

 

僕は覚悟を決め、借用書にサインをしました。拇印も押し、緊急連絡先として母親の電話番号、更には一番仲の良い友人の電話番号を外枠に明記しました。

 

こうして僕は、意味不明な30000円を手にしたまま、その日はその消費者金融を後にしました。翌日、男性従業員の方の言う通り、自動車整備工場には入金が遅れてしまう件を伝えました。

 

そして、手元に30000円が有る事を何と無く伝えると、それを内金に車だけは取りに来て良いとの事。一気にテンションが上がった僕は、昨日借りた30000円と引き換えに車を取り戻し、母親には何も無かったかの様に振る舞いました。

 

さあ、後はしっかり返済をして30万円を借り入れ、自動車整備工場に返済をするだけ!

 

返済期日の朝、見慣れない電話番号からの着信がありました。

 

「はい、もしもし?」

 

「おう、○○か。今日返済日だそ。大丈夫か?」

 

すぐに前回の男性従業員だと解りましたが、何だか機嫌の悪い様子…?

 

後から解った事ですが、ある程度の信用が付くまで、返済の時にかなり威圧的な態度で絡んでくるのは、闇金あるあるの一つです。

 

「はっ、はいっ!勿論ですっ!」

 

あの瞬間、警察に逃げ込もうだとか微塵にも思わせなかったのは、さすが闇金もプロです。

 

丁度、アルバイトの給料日が二日前に出たのもあり39000円はすぐに工面出来ましたが、僕はその時思いました。

 

「やっぱり、正直に母親に話そう…」

 

夕方、消費者金融に向かい約束通り返済をしました。男性従業員の方は、前回と変わらぬ態度で、

 

「頑張ったね。」

 

僕は、何だかホッとしました。そして、「色々考えたのですが、やはり母親に相談する事にしました。ですので、もう30万円は結構です。」

 

そう伝えた瞬間、男性従業員の方の表情が一変し、「何言ってんだ、てめぇ!お前みたいなガキの為に、俺がどんな思いで上から融資の許可取ったと思ってんだ!舐めてんのか、てめぇ!」

 

僕はすぐにでも卒倒しそうなその恐怖感に一瞬で凍り付いてしまいました。

 

「今すぐこの30万持ってけ!そして、10日後に必ず39万持って来い!てめえ、ちょっとでも逃げようモンなら、すぐにでもてめえの母親と親友取っ捕まえて、引きずり回してやっからな!もし、どうしても返済日に金が用意出来ねえ様なら、利息分の9万だけ持って来い!そしたらまた10日間返済日を先送りしてやる!」

 

もう訳が解らな過ぎるこの状況にテンパり過ぎてしまい、男性従業員の方の言うがまま、僕はまた新たな借用書にサインをしてしまいました。

 

僕は、その日からと言うもの、朝も昼も夜も常に

 

「もし10日後、返済が出来なかったら…」

 

それだけを考えていました。当然ながら、やがて自動車整備工場からも電話が…

 

とりあえず、借り入れた30万で自動車整備工場に入金を済ませ、まずこちらはクリア。

 

さあ、残るは闇金業者のみ。
※ココからは「闇金業者」と呼びます。
先にもお伝えした様に、若干20才の若者が短期間に39万円と言う大金を用意出来る訳がありません。

 

返済日はあっという間に訪れました。返済日の朝、また闇金業者から着信が…

 

「おい!○○か!今日大丈夫だろうな!」

 

うぅっ…前回以上の威圧感…(泣)

 

しかし、僕はその瞬間思い出してしまったのです。そうなんです、「利息分だけ」でもOKなんです。

 

僕は、思い付くまま手当たり次第、沢山の友人に電話をしました。そして、有る事無い事嘘を付き、何とか5人の友人から9万円を掻き集めました。

 

そして、約束通りの時間に闇金業者の元へ…

 

もう、あの日のブチギレ事件を境にあの男性従業員の方が僕に優しさを見せる事は一切ありませんでした。

 

僕はそれからと言うもの、恐怖感に頭を抱えながら、あの手この手で1ヶ月間利息だけを払い続けました。

 

そして、とうとう色々なしわ寄せが一気にやって来る悪魔のエックスデーは訪れました。

 

沢山の友人、バイト先の先輩や後輩、親戚のおばさん、大好きな彼女、そして闇金業者…

 

僕は、とうとう母親に泣きすがりました。母親は、シクシクと涙を流しながら知人、業者、全ての完済金約100万円を会社の社長から借り入れました。

 

結果、何の罪も無い真面目な母親に全ての責任を押し付けてしまいました。

 

思えばそれは、たった一ヶ月半の短期間の出来事でした。

 

返済後、何もかもが悪い方へ変わりました。僕は、知人と言う知人全員から白い目で見られ、付き合いがどんどん無くなりました。

 

大好きな彼女にも他に好きな人が出来たとフラれてしまいました。

 

そして、何よりも一番ショックだったのは、母親が社長からの借金を負い目に感じてしまい、退職金での返済を考え始め、結果長年勤めていた会社を僕に内緒でこっそり辞めていた事…

 

僕は、何の罪も無い大切なはずの母親を地獄の底に突き落としてしまいました。

 

もう二度と取り戻す事の出来ない法外な利息と沢山の信用。

 

僕は、今もあの日の傷を引きずったまま生きています。僕は、今もあの日のを境に自分に自身を持てずにいます。

 

闇金業者に限った話ではありませんが、「借金」は人生を変えます。今もしも、これを読んでいるあなたが「借金」で悩んでいるなら、今すぐに誰かに助けを求めましょう。

 

最小限で食い止めるのです。今は、昔と違い借金を何とか出来る時代です。

 

勇気を出して下さい。

 

 

 

押し貸しする酷い闇金に引っかかり離婚した体験談(女性/30代前半)

押し貸しする酷い闇金に引っかかり離婚!

 

・悪夢の始まりは同僚A子から
その闇金と出会ったきっかけは同僚のA子からでした。

 

当時私は私立幼稚園に通う子供1人と、銀行員の夫との3人暮らしをしながら、空いた時間に近くの喫茶店でパートをしていたのです。

 

あまり贅沢は出来ないものの、夫の年収が600万前後なので金銭的にはそこそこ余裕があり、私がパートをしていたのは自分のおこずかいが欲しかったから、でした。

 

A子も子持ちの主婦で、年が近い事もあってパート終わりにはお互いの子供のお迎えを済ませた後に、ファーストフード店でちょっとお喋りもしていたのです。

 

そんなA子が有る日を境にブランド品を身に着ける事が多くなりました。A子のお子さんは公立の幼稚園に通っており、ご主人は営業職で年収も低いから生活に余裕がないと漏らしていたので、不思議に思ったのです。

 

するとA子が「実は、私夫に内緒でお金借りて買ってるの」と言ったのでした。

 

どうやらA子も他の友達から教えてもらったようで、そこは「パートの主婦でも20万30万と一気に貸してくれる」そうなんです。A子に「ここに電話して、○○(A子の苗字)から聞いたって伝えれば貴女も簡単に借りれるわよ」と言われました。

 

・電話の相手は優し気な声色の女性
実は結婚前に何社からか借金経験があり、その時に総量規制で年収の1/3以上は借り入れできないと知っていました。

 

でもA子の話では「私の年収は100万未満だけど、この前なんて50万を気前よく貸してくれた」との事で、半信半疑だったのです。しかし私もA子のようなブランド品を沢山持ちたいと思って、教えてもらった番号にかけました。

 

2コール目くらいで「はい、○○です」と会社名を名乗りながら女性が電話に出ました。「○○(A子の苗字)から教えてもらったんですが」と言うと、「どの地域からお掛けですか?」と言われ、住んでいる県と市を答えると1分程待たされました。

 

そして「お待たせ致しました、確かに当社から○○様へお貸しした記録があります。ご用件は何でしょう?」と言われたのです。

 

「10万程お借りしたいんですが」と言うと、そこからは氏名や家族構成、職業や年齢等、他の消費者金融の審査申し込み時と同じような質問をされました。

 

そして「審査に通りましたら明日の13時頃にお電話します」と電話が切れたのです。ここまではごく普通の消費者金融だと思いました。

 

・最初の借り入れは10万でした
翌日、13時頃に例の消費者金融から電話が有り、出ると昨日の女性とは違った、若い男性の声でした。

 

「××様、10万のお借り入れですね。審査通過致しましたので、振込銀行の口座を教えてください」と言われ、その後に「金利は18%です」と言われました。

 

12ヶ月払いの月9千円程の返済、最初の返済期限は1ヶ月後という事で、ここまでは本当に他の消費者金融とは変わりません。
伝えた口座にも、電話を切ってから1時間後に振り込まれていたのです。

 

・あっという間に50万の借金が出来ました
私の月給は平均8万、そこから毎月9千円の返済なので、全然余裕があります。
「返済分が残っていてもどんどん借り入れできますからね」なんて言われ、我慢できなくなりました。

 

元々の私は金銭感覚が緩く、節約も貯金も出来ないタイプです。

 

それを結婚してからは家庭があるからと押さえていたのが一気に解き放たれたようで、あれもこれもと物欲が出て、借りた10万も3日で使い切りました。

 

駄目かもと思いながらもまたあの消費者金融に電話をすると、返済が残っていようがお構いなしにあっさりとまた10万貸してくれたんです。

 

そうやって借りては返しと繰り返し、3ヶ月で私の借金額はおよそ50万を越えました。そろそろ借りるのは止めて、返済を終わらせる事を目標としないとと思って1ヶ月借り入れを我慢すると、とんでもない事が起きたのです。

 

・所謂「押し貸し」をされました
変化があったのは借り入れしなくなって1ヶ月経った頃、銀行口座に見覚えのないお金が振り込まれていました。

 

その額はなんと60万、え?と思っているとその日の内にあの消費者金融から電話があり、「××様がお困りかと思いまして」と言われました。

 

「借り入れしなかったのは返済に集中しようと思ったからで、もう借りるつもりはなかったんです」と言っても、相手の男性は取り合ってくれません。
しかも急に声を荒げて「お前さあ、こっちが気前よく貸してやってんだから、黙って借りろよ」と言われました。

 

「あ、今回の分と今までの借り入れ分併せて金利は30%に上がりますから。合計150万12回払いで返済は月146,230円でお願いしまーす」と言って電話が切れたのです。電話が切れた後も現実を受け止められませんでした。

 

後から調べるとこれは所謂「押し貸し」という手口のようで、契約を結んでいないのに勝手に口座に「借りた事にされて」振り込まれて返済を迫られるのです。

 

すぐにA子に連絡をすると、どうやらA子も同じような時期に同じ押し貸しをされたとの事でした。最初は良心的な金額と金利で安心させて押し貸ししているのだろうと予想できました。

 

・電話で子供に危害を加えるような事を言われたりと脅されました
借金が一気に150万に増えた上に金利も上がって月の返済が15万近く、そんなの私の給与だけでは払えません。

 

私だけの貯金が10万しかないので一先ずそれと、そして給与から足してまず一ヶ月目の返済は出来ました。すると返済出来ると思われたのかまた、30万振り込みがあったのです。

 

「振り込まないでください」と言っても、男性は「いやいや、奥さんなら返済できますって」と取り合ってくれません。

 

でも本当に返済はできないので、給与の8万だけ振り込むと、今度は「おいてめえ、舐めとんのか」と凄まれたのです。

 

「家まで行こうか?旦那さん銀行員だろ、勤め先行ってやろうか?」や「お子さん△△幼稚園だって?こっちはどんな顔かも解ってるよ?」等も言われました。

 

暗に「返済しないと夫にバラして子供に危害を加える」と言われているようで、精神的に辛かったです。

 

だから夫には黙って、ひたすら夫婦共用の口座から毎月返済していたのですが、毎回勝手に何十万も振り込まれるので終わりがありません

 

そのまま1年半が過ぎ、払ったお金は500万を越えたと思います。

 

とうとう夫婦共用の口座のお金も底をついて、でもまだ返済が何十万もある状態で、そんな時に夫に借金がバレました。

 

夫が幾ら貯金があるのか確かめたいと言ってきて、焦った様子から何かあると思ったのか、「全部話して」と言われたのです。

 

正直に全て話すと「離婚するしないは後で考えるとして、まずは警察に行こうと言われました。

 

押し貸ししている上に子供の顔も知られているとなると弁護士や司法書士を入れても、相手は逃げるだろうと読んだようです。私も過払いしたお金が戻ってくるとは思えなかったので、子供の安全を第一に考えて通報しました。

 

警察には同様の被害届が出されていたようで、捜査の結果、犯人は逮捕されました。ヤのつく家業の方だったのか、素人だったのかは教えてもらえませんでしたが、とにかくこれでもう勝手にお金を貸される事もないとホッとしたのです。

 

未払いのお金はそれから夫が「弁護士に依頼して払わなくていいようにしてもらったから」といつの間にか処理してくれました。元々あの消費者金融、闇金とは正式な借り入れ契約を交わしていなかったのもあり、あっさり私の借金が0になったのです。

 

しかし金銭感覚が荒い事や、子供を万が一の目に合わせそうになった事、夫婦共用の口座のお金を全て使った事で、離婚する事になりました。

 

親権も取られ、夫にも子供にも去られ、実家に帰る事もできないまま、1人で寂しく暮らす毎日です。A子も同じような事態になったようですし、闇金には絶対に関わらない方がいいと強く思います。

 

 

 

闇金に手を出してしまい100万の請求が…弁護士に相談して解決した体験談(男性/30代前半)

ブラックの貴方でも借りられる!

28歳のとき、当時私は借金まみれでどこからも貸してくれない状態でした。そんな時家のポストに「ブラックの貴方でも借りられる!」「かんたんスピード審査!」と書かれたチラシが入っていました。

 

給料日まであと10日で手持ちは1000円しかなかった私は書いてある電話番号に連絡し、近所のパチンコ屋の駐車場で待ち合わせし、50,000円借り入れ、10日後利息25,000円、75,000完済の契約を交わしました。
契約書には金利の記載が有りませんでした。

 

初めての利用という事で実家の連絡先・住所、勤務先の連絡先・住所を申込書に記載しました。

 

その後、返済しようとしてもなかなか受け取ってもらえず、徐々に金利が膨らんで返済が遅れるようになってきました。

 

実家への連絡から始まり、会社への無言電話での嫌がらせが徐々に出てきた事から、社内での私の立場が徐々に悪くなってきました。

 

あっという間に闇金側が主張する借金は元本と金利の合計で60万円を超え、督促に要した費用込みとして100万円近い請求を受けるまでに。

 

近所の司法書士に相談して動いてもらい、1週間程はおとなしくなりましたが職場・家・実家にお悔やみ電報が3日に1回届くようになり、家には「ドロボー!!」「死ね!」「金返せ!!」と書かれた張り紙がドア一面にされ、鍵穴には瞬間接着剤を流し込まれ、
帰宅するのがいつも怖い状態が続くようになりました。

 

実家にも返済の電話が一日20回以上毎日来るようになり、会社からは白い目で見られ、居たたまれなくなり会社は退職する事になってしまいました。

 

警察に相談して注意勧告を闇金にしてもらいましたが、「うちは正規の金融業でそんな事はやっていない」、「民事の話に警察が首を突っ込むな」と自分達ではないと主張、督促が止む事は有りませんでした。

 

その後闇金側と話し合い、月に150,000円ずつの返済で合意。3ヶ月間返済しましたが元金は殆ど減っておらず、次第にまた返済が遅れるようになりました。

 

闇金からはショートメール、留守電、電報等で「このままだと貴方の命の保証はできません」「ご家族は生命保険に入っておられますよね」「貴方は生きてる事事態が社会の悪です」等の圧力を毎日のように掛けてくるようになり、転職した先も突き止められ、転職した先にも再び嫌がらせが始まりました。

 

いま思えば家のポストを開けられて郵便物をチェックされていたんだと思います。

 

お金も常にない状態が続き、ニッチもサッチも行かなくなり、ある日闇金被害救済団体の相談窓口に電話をして、闇金に強い弁護士の先生を紹介してもらいました。

 

その先生に相談に行った時に、弁護士の先生自身も闇金から嫌がらせを受けることが多く、「FAXで延々【殺す!】【殺す!】【殺す!】【殺す!】【殺す!】と書かれた紙が流れてくるので、異様に紙代が他の弁護士より高くつきますよ(笑」と、見た目はあんまりカッコよくない先生ですが、そんな話をしている時の先生は修羅場を常にくぐっている凄みが有りました。

 

すぐに着手をお願いし、3日程で闇金側から「もう○○には請求をしないという約束を取り付けた」という連絡が弁護士より入りました。
先生に聞いたところ、闇金側も契約書が有るのでさんざんゴネて来たそうですが、刑事告訴をちらつかせつつ交渉し、最後には納得させたそうです。

 

最初は半信半疑でしたが1ヶ月、半年、1年と何も嫌がらせはおきず、専門の弁護士の強さを実感致しました。

 

他の皆さんにも言いたいのが、その道の専門家を調べ、できるだけ早くお願いする事が大事だと思います。素人が闇金と交渉しても良い結果にならず、私のように無茶な条件を飲まされる可能性が高いです。

 

信頼できる専門の弁護士の力は非常に心強いです。

 

相談するのは最初は恥ずかしいとか思われるかもしれませんが、闇金で借りている方がもっと恥ずかしいです。
一日でも早く相談に行ってみて下さい。

 

意外とまともな闇金と底知れぬ怖さを体験した体験談 (男性/30代後半)

意外とまともな闇金と底知れぬ怖さ

 

「闇金は最初どのような勧誘をしてきたか(メールやはがき、電話など)」
闇金を知ったのは以外にもネットでの自己啓発のサイトから知った人がお金の補助をしてくれるとのことで、頼ってしまいました。正直私は一度破産しており誰もお金を貸してくれないので、助かったとは言えます。

 

実際お金がなかったらと思うと闇金よりも怖い現実が待っていたと思います。というのも嫁の交通事故のケガで二度と腕が動かなくなるかもしれなかったからです。

 

分かると思いますが闇金を使ったのは嫁の手術代です。「最初に借りる時の様子(どんなこと聞かれたか)」保証人の有無と保証人との関係でした。

 

意外と普通で驚きました。ただ、保証人は国民年金しかもらっていない母親で、何もいわれませんでしたし、何も嫌がらせはされませんでしたが、母親の名前を読み上げている闇金業者の方の声を聴いて底知れぬ怖さを感じました。

 

この時点で私に逃げ場は全くないし、弁護士に相談することも恐ろしく、とてもじゃないですが、闇金だからと言って(違法だからと言って)警察に相談などしませんでした。

 

「いくら借りて利子はいくらか」
50万円借りて利息に関しては、何も契約しませんでした。実際には1割とられていたようですが、とにかく言われる通りの金額を毎月払っていました。

 

私の場合、新聞配達と個人タクシーの仕事があったので、なんとか毎月払うことができ、特に荒っぽい口調で何か恫喝のようなものをされたこともも無くかなり、フレンドリーに「無理して体壊さないで下さいよ。」「いい感じで払ってくれてるね」と話しかけてくれました。

 

しかし、基本的にはあまりコミュニケーションはとらなかったです。というのも私が私の母に闇人から何かされるかもしれないという(見せしめ)がとても怖くて、という理由でした。

 

「どのように返済していったか」
私の場合、新聞配達と個人タクシーでささやかながら収入はあり、子供はいなので、なんとか毎月いわれた金額を2年かけて返しました。
いっそのこと生活保護も考えましたが、親族の顔に泥を塗ることもできず、なんとかこらえました。

 

また、知り合いで生活保護になってから、人間性が変わってしまった人を知っていますので、なおさらです。

 

「相手の態度に変化はあったか」
終始気持ちが悪いくらい丁寧で優しかったです。ただ、私の母の名前を声をだして読んでいる姿は悪魔のようにかんじました。

 

初めていわゆる闇金の事務所に入ったときは不思議と私の新聞配達の事務所によく似ており、また、社長らしき人も私の知り合いのお父さんに似ていて初めて来た感じがせず何とも言えない不思議な感覚に浸ってしまいました。

 

「嫌がらせはされたか(職場に電話をかけられる、家族に取り立てをするなど)」
「どのように解決をしたかその様子(警察に被害届もしくは弁護士や司法書士に相談、親に相談など)」

 

先にも述べたように警察や弁護士の助けを借りる余裕やスキなど全く無く、さらに恐ろしいのは釘さえ刺されなかったことです。

 

解決なのかどうなのかわからないですが、嫁の手術も無事終わり、腕が動くようになり、最後の1年は嫁も福祉事業所でパートタイムで働いてもらって、共働きでなんとか生活を回しながら返済を滞りなく行いました。

 

そもそも闇金であるかどづかは即私にはわかったのですが、(契約書に利子が記載されていないことと、ブラックリストの私にお金を貸してくれるので)私の母には真剣に相談したうえで、母に今が踏ん張りどころだと逆にい背中を押されお金を借りたといった経緯でした。

 

私の母は昔からそうですが、土壇場になると腹がすわるようで肝っ玉が半端なく座るという特性があるのです。もしあれに慣れてまた闇金に手を染めるようならそんな人はもう一貫の終わりだと思います。

 

結局私は母や嫁に助らえ道を外すことなく人生をこれからも歩んで行けそうです。

 

車金融(車リース)の被害に遭った体験談(女性/40代前半)

車でお金は絶対ダメ

私は昔、配送業を経営していました。ですが資金繰りが大変で、いろいろな金融業者から運営資金を借りていました。

 

しかし、それも限界が来てしまい元金を返す所か利息され払えなくなってしまいました。これは私の経営能力のなさから起こったものです。ですが利息は払わないといけないし、もちろ元金も返さないといけません。

 

そして運営資金を調達しなくてはいけないのに、それも出来なくなってしまって色々とお金を借りる方法を考えました。そんな事を考えながら車で配達している時でした。

 

信号待ちの時にふと電信柱に目を向けると「車でお金。即日OK」と書いてあったので、電話して詳細を聞いて見ました。

 

すると「車を御社が買い取ったという事にし、その車をお客様にリースすると言う形でリース料を払ってもらうという仕組みです。なので車はそのまま乗る事が出来ますよ」と返答が返って来ました。「とりあえずお見積もりをしますので、車と車検書を持って来てください」と言われたので、すぐにその足でその会社に行って見ました。

 

その会社はアパートの一室で、そのアパートの駐車場で車の状態と車検書とボンネット内に貼り付けてあるプレートの番号が車検書と合っているか調べられました。

 

その後、車検書だけを持ってアパートの一室に連れて行かれ、説明を受けました。

 

「うちの会社はお客様の車を買い取ったという契約を結ばせてもらった後、その車をお客様にリースし、リース料として10日で1割のリース料を支払ってもらいます。

 

なのでお客様が元金を返済できなくなった場合は、即、車の売買契約を行い、本当に車の名義変更をさせてもらいます。リースとして貸している期間は本物の車検書は御社がお預かりさせてもらいます。なので契約される場合は、仮の車売買契約書を作成させてもらいますので印鑑登録所と実印をお持ち下さい。

 

本日、お客様の車を査定させてもらった結果、10万円でした。ですので、本日契約させて頂く場合は、最初の10日のリース料1万円を差し引いた9万円がお渡しできる

 

現金です」と説明を受けました。私は全部で5台軽自動車を所有していたので、その5台分全部で契約しました。すぐに印鑑証明を取って実印を持って行きました。

 

そこで実際に車の売買契約書が作成され、本物の車検書はとられ私には車検書のコピーが渡されました。

 

契約をする際は在職確認するといわれ「○○と言うものですが、△△さんお願いします」と言った具合に会社に電話連絡をされました。

 

会社の社員が「△△は、ただいま席を外しております」というと「わかりました、また連絡します」と言った感じで在職確認されました。

 

そして5台分の50万円からリース代の5万円を差し引いた、45万円を受け取りました。こんどリース料を支払うのは実際には9日後です。
9日後にリース料の5万円か、元金50万円の全額返済かです。とうぜん元金なんて返済できるわけもなく、実際リース料を払うのも無理でした。

 

初めてのリース料の支払い日、やはり支払えるお金がなく電話連絡して支払えない趣旨を説明すると、ものすごく汚い言葉で怒鳴られました。
電話で問い合わせをした時と契約する時は、優しそうな女性が対応してくれたのに、返済の事になると男性が出てきました。それから遅れるごとに延滞利息もついていき、もう車を手放す事を考えました。

 

その事を伝えにその会社に行くと、怖い人たちが大勢いました。「すみません。返せなくなりました」と伝えると、その怖い人たちは「私達はこの会社の社長に多額のお金を貸し、その取立てに来てんだよ」と言われました。

 

そこで、その会社は正式なリース業の登録をしていなかったのだと気がつきました。説明を聞いた時には「御社は正式に中古車販売業およびリース業として登録してあります」と言っていたのに、実際は悪徳金融業者だったようです。私もこんな高金利払えないし、その会社も悪徳金融業者だったようなので市の無料相談室に相談しました。

 

幸い実際に車の売買はされていなかったので書類が残ったままで、車を取られずに解決する事が出来ましたが、今となっては本当に後悔しています。

 

電話がかかってきて汚い言葉で取立てをされたり、アパートの一室で土下座させられたり色々と嫌な事をさせられました。暴力は受けずにすみましたが、本当に闇金融は裏でも怖い人達と繋がっている事を知りました。

 

闇金に引っかかってしまった時は、弁護士さんや警察などにすぐに相談に行った方が良いと思います。この経験以降、お金に対してとてもきちんと考えるようになりました。本当に闇金は怖いと思いました。