債務整理 疑問 質問 まとめ 

債務整理に関するよくある疑問・質問まとめ

債務整理はハードルが高く、よくわからないことが多い、生活が脅かされそうで不安だと思う人も多いと思います。

 

今回は債務整理に関するよくある質問、疑問とそれに対する専門家の回答をまとめてご紹介します。

 

債務整理とは?

債務整理とは、借金が増え思うように返済できず、日々苦しんでいる人に対して、弁護士が借り手と貸し手の間に入って救済の道を明らかにして、借金問題を解決することです。

 

債務整理をすることによって、多少のデメリットはありますが、普段の生活には支障なく、経済的にも精神的にも随分と楽になれます。債務整理には大きくわけて3つの解決方法があります。「任意整理」と「個人再生」「自己破産」です。

 

■任意整理とは、弁護士が消費者金融と直接話し合って、リーズナブルな返済計画を立てるものです。一方、個人再生と自己破産は任意整理をしても返済できない場合に、裁判所に申し出ることで借金整理をする方法です。

 

■個人再生は裁判所の許可が下りれば借金は5分の1まで減ります(3,000万以上の借金は10分の1)法的な処置をとることで今ある借金総額の5分の1を返済すればよいということです。

 

■自己破産の場合、裁判所の許可が下りれば借金はゼロになり、それ以降の返済は免除してもらえます。借金を支払わずに経済的に再出発できます。

 

債務整理の質問集

債務整理をすると今の仕事に何か影響しますか?

影響することは殆どありません。そもそも債務整理をしても職場に知られることはありません。
自己破産をしても、裁判所から直接職場に通知されることはないです。破産を理由に解雇することは禁止されています。
唯一影響することは、自己破産の場合、免責の許可が下りるまでの3か月程度、職種に制限がかかり、一定に職種に就くことができません。
具体的には保険の外交員、宅地建物取引主任者、警備員などです。

 

依頼する専門家はどこで探せばよいですか?

債務整理を依頼できる専門家は弁護士か司法書士かです。
インターネットで地域と一緒に検索するといくつか出てきますし、各事務所ともに宣伝も行っています。
ほとんどの事務所が無料相談を行っているので、一度相談をしてみるとよいでしょう。
こちらのサイトでも、無料相談をしてくれる法律事務所の比較サイトをご紹介しています。

 

任意整理を弁護士に依頼したあとも利息は払い続けないといけませんか?

いいえ、専門家に任意整理を依頼するとたいていの場合は将来利息と遅延損害金はストップします。
利息が増え続ける状況では借金整理ができないため、弁護士がこれまで粘り強く業者に交渉を続けてきました。
その結果、現在は将来利息がつかないことが一般的になっています。

 

借り入れの契約書やその時の印鑑をなくし、具体的な金額がわかりませんが債務整理できますか?

契約書がなくても専門家に依頼することはできます。借り入れた業者さえわかれば大丈夫です。専門家は正式に依頼を受けると、各貸金業者に取引履歴の開示を行ないます。
そこで今までの取引履歴を知ることができます。問題ありません。その取引履歴をもとにして、引き直し計算をして過払い金の有無を確かめていきます。
業者が取引履歴を開示することは法律で義務付けられています。

 

貸金業者が過去の取引履歴を改ざんすることはないですか?

それはありません。そんなことをすると行政によって処罰されます。

 

債務整理を弁護士・司法書士に依頼する時に必要なものはなんですか?

認印と身分証明書(免許証、保険証、パスポート等)が必要です。借り入れた時の資料があればそれも用意しましょう。
契約書、明細、カード等。なくなった場合でも、問題なく対応してくれます。

 

おまとめローンと債務整理のどちらが良いのですか?

おまとめローンは安い金利で借金をまとめることができるため、利便性に優れ人気があります。
しかし、債務整理をすると将来利息をカットしてもらえる可能性が高いため、返済総額に雲泥の差が出てきます。
おまとめローンは今までの利息が追加された借金をさらに利息付きの借金でまとめるシステムです。借金自体が減るわけではありませんし、まとめたとしても利息は増え続けていきます。
一方、債務整理は今ある借金から利息や過払い金、遅延損害金をどんどんカットしていきます。借金総額が減り、さらに利息をストップしてもらえます。
債務整理は、収入と支出を加味したうえで、返済可能な計画を立て直してくれるため、根本的な借金問題の解決に繋がります。

 

今まで利息制限法より高い利率をなぜつけることができたのですか?

昔は利息制限法の定められて上限20%より高い利息をつけても、罰則がなかったため、それがまかりとおってました。
しかし、平成21年に判決された裁判がきっかけで、間違いが認められ、過払い金の返還が命じられました。
これにより、今までの29.2%という高金利は認められないようになり、払いすぎていた借金に関しては、返してもらえるようになりました。

 

無職の場合、ヤミ金から借り入れがある場合、借金が多額の場合、このようなケースは債務整理できますか?

無職で一定の収入が見込めない場合は、任意整理と個人再生は無理ですが、免責が認められれば自己破産が可能です。
闇金に関しては、利息からして完全に利息制限法に違反しているので、支払義務は一切ありません。悪質な取り立てを受けている場合は弁護士に依頼し、警察にも通報する必要があります。
闇金は特にひとりで悩んでいると、状況は悪化していくだけです。
借金が多額の場合は、収入にもよりますが、任整整理は難しいので、個人再生か自己破産で強制的に借金を減らすことになります。
自己破産で借金を完全にリセットする手があります。

 

家族や知人に知られずに債務整理できますか?

自分から話したりしない限り知られることはありません。
弁護士・司法書士にはプライバシーを厳守する義務があるので、情報が漏れることはありません。
専用のダイヤルを設けてくれたり、むこうからの連絡は控えるなど最大限考慮してくれます。
個人再生や自己破産など裁判所を通した手続きも、裁判所から職場に通知がいくことはありません。
連帯保証人などもなく、自分名義で担保もない借金の場合は、大抵内緒で債務整理できます。

 

ローンが残っている住宅を手放さずに債務整理をすることはできますか?

自己破産をすれば住宅は手放さなければいけませんが、任意整理と個人再生でしたらローンが残っているを住宅を手放さずに債務整理することができます。

 

債務整理をするとクレジットは使えなくなりますか?

任意整理ですと5年、個人再生と自己破産は7年〜10年、信用情報に事故情報(ブラックリスト)として載りますので、その期間クレジットを作ることができません。
また、クレジット会社は定期的に事故情報をチェックしているため、今使用しているクレジットカードも債務整理をしたとわかると使えなくなります。
債務整理をする場合は、数年間はカードを我慢する必要があります。
公共料金やネットショッピングなど不便な場合はクレジットに代用可能なデビットカードを利用するとよいでしょう。
デビットカードはクレジットと同じように使えます。即預金から振り落とされるシステムなので、残金以上使えず、借金する心配はありません。

 

債務整理をすると車のローン、住宅ローンは組めませんか?

クレジットの時と同様、事故情報(ブラックリスト)が登録されている期間は組むことができません。

 

債務整理をすると家族に迷惑がかかりますか?

そんなことはありません。借金の契約は債権者(貸し主)と債務者(借り主)と連帯保証人の3者だけの契約で、それ以外の人には一切影響を受けることはないです。
家族がクレジットをつくれなくなるなんてこともないですし、子供の進学、就職、結婚にも影響ありません。

 

債務整理をするとアパート、マンションは借りられなくなる?

そんなことはありません。アパートやマンションを借りる際の賃貸借契約では、個人信用情報の照会はされません。
債務整理者でも問題なく、借りることができます。

 

任意整理をすると必ず借金は減りますか?

必ず減るとは断言できませんが、減らせる可能性は高いです。
たとえば銀行や低金利ローンなど利息制限法におさまる金利で借りている場合、大幅減額は難しいです。
しかし、今後の返済については利息なしとなる場合もあり、返済の負担を減らすことは可能です。
利息制限法を大きく超える利息で借り入れをしていた場合は、大幅な減額が可能です。
私の場合は250万の借金が100万弱に減額されました。過払い金を請求すればさらに減ります。
無料相談の中である程度の見積り額は提示してもらえますから、もし借金が減りそうにない場合は、依頼をお断りするか、違う債務整理の方法を検討していけばよいです。

 

任意整理後の返済について教えてください

貸金業者との交渉を経て、減額された借金を3年間(36回払い)で行うのが基本です。
場合によっては5年(60回)になることもあります。これは和解の内容によって異なります。

 

債務整理をすると携帯・スマホの機種変更はできませんか?

できない可能性があります。
携帯・スマホの機種変更は割賦払いでの契約になることがほとんどで、ローンと同様の審査になります。
すると債務整理をした人はブラックに登録されていますから、その審査に通らない可能性があります。
ただし携帯会社によっては「携帯電話本体を一括払いすれば機種変更ができる」という場合もあります。
ローンを組めなくても一括で購入して毎月の支払いをきっちり行えば携帯電話を利用するのに影響はありません。
分割払いに関しては、各携帯電話会社に確認してみる必要があります。

 

数年前から借金を返済できないで放置しているけど、どうしたらいいですか?

借金には消滅時効が存在し、5年経って業者に時効を主張すれば、借金は返さなくてもよくなります。
しかし、業者は時効延長の手続きをとり、時効を延長させてきます。
最近では、借金を放置していると、債権者(貸した側)から訴えられるケースが増えています。
訴訟を起こされると、時効は10年間延長され、さらに放置していた借金に利息と遅延損害金が加わった多額の借金を請求されます。
そうなれば、こちらから任意整理を起こしても、話し合いに応じてもらうのが困難になります。
このような理由から、借金を放置している場合、一刻も早く専門家に相談することをおすすめします。

 

債務整理をすると連帯保証人に迷惑がかかりますか?

債務整理の種類によって連帯保証にどう影響するのか異なってきます。
任意整理をした場合は、連帯保証人に迷惑がかかることはありません。個人再生と自己破産をした場合、債務者(借り主)が払えなかった残りの借金はすべて連帯保証人に請求がいきます。
そのため家族の誰かを連帯保証人にしている場合、個人再生、自己破産のメリットを享受することができません。
債務者と連帯保証人二人同時に自己破産するなど対策が必要です。

 

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