夜逃げで借金リセット その後の生活

夜逃げで借金はリセットできるのか?

はじめは返済が十分可能だと思っていた借金も、一定の借金額になると利息によって雪だるま式に増えてしまいます。

 

事業での失敗、病気やリストラで収入が減って借金が返せなくなった、ギャンブルや浪費、異性関係にどっぷりつかってしまった・・・様々な理由があるでしょう。

 

いつのまにか借金は返済不可能な状態になり、まわしもできなくなり苦しんだ結果に夜逃げを考えてみる。借金の取り立てが厳しくなって不安になっている人もいると思います。

 

とにかく今の状況から逃げたい。一刻も早く取り立ての来ない平穏な時間が欲しい。そう思って逃げたい気持ちは当然あると思います。

 

しかし、夜逃げは借金問題の根本的な解決になりません。夜逃げしても、現在の情報化社会では多くの場合、居場所が突き止められて追及されます。

 

また、夜逃げしても借金の支払い義務はなくなりません。業者は住所不明者に対しても借金延長の訴訟を起こせるため、延々と借金時効は延長されていくのです。

 

どうすれば借金問題を解決できるのか。今回は夜逃げの実態と夜逃げ後の生活、夜逃げしなくても借金を解決できるケースについて説明していきます。

 

具体的な夜逃げの方法

夜逃げはご近所さん、友人知人、家族など周囲に言わずに実行します。

 

夜中にこっそりと荷物をまとめて実行するというイメージが強いですが、24時間営業のスーパーやコンビニ、飲食店が増えてきた現代では深夜に夜逃げするとかえって目立つことがあります。

 

プロの夜逃げ屋が行うと、事前に周囲を観察して絶対に誰にもバレない時間帯をリサーチして行うので昼間に決行する場合もあります。

 

夜逃げをする直前はバレないように普段と同じように振る舞うので、貸金業者は夜逃げ後にその事実を知ることとなります。

 

あらかじめ転居先を決めておき、その事実を誰にも言わないようにして突然、現住所から姿を消します。

 

意外に居場所がバレてしまう原因は友人・知人です。心許す友達には夜逃げの相談や報告をしたいと思うものです。

 

しかし、相談を受けた友人はあなたを心配するがゆえに他人にも話してしまうケースがあるのです。

 

他人に知られてしまうと貸金業者は周囲の人に聞き込み調査をしますから、すぐに足取りが分かってしまいます。夜逃げをすると決めたら絶対に誰にもその事実を話すことはできないのです。

 

夜逃げに違法性はないの?警察に相談されても罪にはならない?

夜逃げというと世間体が悪く、やってはいけないことのように感じます。
借金問題は民事上の事柄なので、警察が介入することはありません。夜逃げそのものには違法性はないです。
仮に借金取りが警察に相談をしても、警察があなたを探し出すことはありません。警察は一切介入しません。
ただし民事上の問題はあります。借金未払いの状態ですから、当然債権者は取り立てを続けます。
最悪、民事訴訟を起こして、強制執行が行われることがあります。

夜逃げ後の生活(/就職/公的サービス/免許)

夜逃げをすることになれば、貸金業者に知られないために、住所登録を残しておく必要があります。

 

貸金業者の調査部門では定期的に住民票をチェックしていますから、新たな土地で転入届を出せば、すぐに居場所が知られてしまいます。

 

住民票を取得できないと、選挙権の行使、国民年金、国民健康保険の適用、児童手当の受給などで色々と支障があります。

 

また、子供の学校については、一応仮入学は認められますが、いずれ正式な入学のために住民票が必要になってきます。

 

借金は借金をした本人の問題です。しかし、夜逃げをすることで家族に迷惑をかけてしまうことになります。

 

住民票が取得できない問題点

1.就職が困難
内定が決まり、入社にあたって住民票を提出するのが一般的です。
会社は住民票で正式な氏名と生年月日、住所を確認し、その情報を労働者名簿に記載し、雇用保険と健康保険と厚生年金の手続きを行います。
夜逃げをしていると住民票が取得できないので、就職時に不都合が起きます。住所不定でも入社できる会社は限られており、まともな職に就くことができません。
時効成立後でも社会性がすっかり崩壊してしまうので、元の生活に戻ることは大変困難です。

 

2.公的サービスが受けられない
国民年金保険の適用ができないので、うっかり病気や怪我を負うことはできません。もしも大病を患ってしまったら医療費全額負担になるので、すぐに経済的に破綻してしまいます。
国民年金や児童手当の支給ももちろ受けられません。選挙権・被選挙権も行使できません。

 

3.免許の取得・更新
夜逃げをした場合、郵便物の新しい住所への転送ができないので、更新ハガキが届きません。
ハガキがなくても免許の更新は可能ですが、更新期間に知らされないので、うっかり更新を忘れてしまう恐れがあります。

 

4.その他の不都合
独身者の場合、住所不定では婚姻届けを出すことができません。子どもの本入学ができません。

 

貸金業者の借金回収方法

貸金業者は相手が夜逃げしたとわかったらあらゆる手段を使って追跡をはかります。以下、債権者の追跡、回収方法をご紹介します。

住民票を定期的にチェックする

貸金業者の調査部門は住民台帳を念入りにチェックしています。住民票を移すとすぐに返済の請求が来るようになっています。

 

知人に聞き込み調査をする

近所の知人や親、兄弟、親戚、会社の同僚や上司、友人などに聞き込み調査をして情報を聞き出そうとします。
借金の使い道がギャンブルなら、行きそうなパチンコ店や競馬場などを張ることもあります。異性関係で借金をした場合、当然付き合いのあった人に探りが入ります。

 

免許証から探りを入れる

免許証から探る手もあります。そのために業者は、「住民票を本人に成りすまして取り、本籍地の変更と転出届け」をした後、運転免許センターに行きます。そこで運転免許の申請手続きをすると、申請書に未記入の「本物の現在の住所」を係員が確認します。
これは、不正な免許の二重取得を防ぐ保安システムを逆手にとった手口です。

 

プロに取り立てを代行してもらう

借金回収が困難な場合は、債権の回収業務を行う民間の専門業者に委託することがあります。貸金業者よりさらに専門的で厳しい追跡を受けることになります。
残された家族や親せきに片っ端から連絡したり、社員を各地に送り出してマークしたりします。

夜逃げ中のメンタル面
家族や周りの人に迷惑がかかるのではないか?という不安
借金を返さずに逃げ回っているという後ろめたさと罪悪感
大病を患ったり、骨折、病気などをしても病院に行けないという健康面での心配
いつか場所を突き止められるのではないかという恐怖
永久におさまらない不安な気持ち

借金の時効が成立するのに何年かかる?

借金の時効は、借り先が業者の場合は5年、個人であれば10年です。消費者金融や銀行から借りた借金が5年で、友人から借りた借金が10年で消滅時効にかかるのです。

 

夜逃げ検討している人は、この期間だけ逃げていればいいんだと考える人もいるかもしれません。しかし、この期間を夜逃げするだけでも大変な苦労です。

 

貸金業者は時効が成立する前に必ず中断、延長手続きをとってきます。

 

業者は支払い督促を申し立てたり、貸金返還請求訴訟の裁判を起こすことで、時効を延長させます。訴訟の判決が確定してしまうと、その日から10年も時効期間が延長されます。

 

夜逃げ中は訴訟を起こされたことがわかりませんから、欠席裁判となり、業者の有利な判決が下ります。(所在不明で連絡がつかない相手でも裁判を起こすことが可能です)

 

債務者は時効が延長されたことがわからないので、夜逃げして5年が経過して段階で住民票を取得しようとします。

 

すると、そこから業者に居場所がわかりますから、今までの利子が上乗せされた多額の借金を請求されるようになります。

 

お金を貸している貸金業者はみなプロです。法律に触れない借金回収方法を熟知した上で、あの手この手で取り立てを行います。夜逃げ対策のノウハウと法的処置は完璧です。

 

素人レベルで考えても、夜逃げをして逃げ切れるのは大変困難なのです。

 

夜逃げしなくても解決するケース

以上のことから、夜逃げをして貸金業者から逃げきることは大変難しく、法的処置を取られることで10年ずつ延々と借金の時効は延長されます。

 

夜逃げは借金問題の根本的な解決になりません。借金に悩んでいる人は必ず専門家に相談し、債務整理をしましょう。

 

債務整理をすることで、借金を返済可能な額まで減額することができます。

 

また、裁判所に手続きすることで強制的に借金を5分の1に減らせますし、免責を受けることで全額免除も可能です。法律の力で人生の再出発ができるのです。

 

債務整理をするデメリットはほとんどなく、普段の生活に何も支障はありません。いくら借金地獄に陥ったからといって、日本の法律では「健康で文化的な最低限度の生活」が守られています。

 

いまでは無料相談をしてくれる弁護士事務所がたくさんあります。無料ですので、まずは気にせず自分の状況を素直に相談してみましょう。

 

貸金業者と直接交渉してくれ、無理のない借金返済のための道筋を示してくれます。

 

借金に苦しんで逃げる前に、必ず債務整理専門の弁護士に相談するようにしましょう。

 

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